血管の老化
血管の老化には、動脈硬化があります。動脈硬化は、動脈が厚くなったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失なった状態を言います。動脈は、内膜・中膜・外膜で構成され、心臓から押し出される高圧の血液を全身に供給する為、丈夫さと柔軟性・弾力性を持っています。動脈硬化は全身の動脈で起こりますが、自覚症状がなく、突如として脳疾患や心疾患を起すことがあります。
動脈硬化の原因は、動脈硬化が加齢とともに進行するため、老化現象と言えるかもしれません。しかし動脈硬化には、個人差があり、遺伝素因や食事・運動・飲酒・ストレス・喫煙などの生活習慣が大きく影響しているようです。また活性酸素も動脈硬化に影響しているようです。活性酸素は、人間が呼吸により体内にとり込んだ酸素の内、ストレス・タバコ・飲酒・紫外線などによって約2%が変化して発生するそうです。血管の老化・動脈硬化を予防するには、過食・偏食・飲み過ぎ・運動不足などの生活習慣や食生活を見直す必要があります。
動脈硬化は、粥状(じゅくじょう)硬化・細動脈硬化・中膜硬化の3種類に分類されます。粥状硬化は、比較的太い動脈に動脈硬化が起きた場合、粥状動脈硬化と言い、コレステロールなどが血管壁に付着することによって起きます。細動脈硬化は、細い動脈に動脈硬化が起きた場合、細動脈硬化と言い、喫煙などで末端の細い動脈が継続的に収縮刺激を受け、次第に柔軟性を失うことにより起きます。中膜硬化は、動脈の中膜に石灰質が沈着したものです。